今年の春先に出した ”大丈夫、なんとかなる” で書いておいた、3倍やるつもりで仕事に打ち込んでみようが、あちこちでいい反応をいただく。
自分のやっている仕事が認められないとか、このままの仕事で先行きが不安とか、いろいろ言う前に先ずはいまの仕事を3倍やってみなと書いておいた。 3倍やろうとなると、朝も2時間は早く出社し、夜も3時間ぐらいは会社に残って仕事しなければならない。 それだけでは、2倍もこなせない。 まだ、一倍ちょっと足らない。
どうするか? 同僚の仕事を手伝ってあげたり、自分の仕事にどんどん磨きをかけたり、いろいろ知恵を絞ったり工夫を凝らしたりして、残りの一倍ちょっとを埋めなければならない。 この努力が本人が驚くほどの価値を生む。
先ず、職場の上司や同僚からは、一もくも二もくも置かれるようになる。 こいつ、すごい迫力で仕事やっているなといった評価は、放っておいても高まっていく。 当然のことながら、会社の見る目も違ってくる。 そういった迫力のある人間が少なくなってきているから、会社にとっては貴重な存在と認められる。 ほら、もう認められたではないか。
それだけ仕事に打ち込んでいたら、自分の会社以外のところでも、誰かが必ず見ているもの。 そういった人材はなんとしても欲しいものだと、引抜きが来るのは間違いない。 ほら、みてごらん。 自分の置かれた条件は、どんどん好くなっていっているではないか。
もっとすごいのは、自分の潜在能力みたいなものが、どんどん出てくるのを実感できることだろう。 人間すごいもので、仕事なり運動なり、やればやるほど眠っていた細胞が活発に動き出す。 俺って、こんなにもだらけていたのかと驚くほどに、自分の未開のエネルギーに触れて嬉しくなるものだ。
疲れる? 過労死する? そんなガツガツの人生、意味ない? まあ、どう判断するかは本人次第。 しかし、そういっているあなただって、いつかは死を迎えるし、それまでの人生をどう生きるかだけのこと。
どうせなら、せっかくの命だ、目一杯燃やすのも悪くはないと思うけどね。
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