2年前に突如として沸き起こったタイガーマスク現象だが、長い準備を経ていよいよ本格的な組織活動に入っていくことになった。 その名も、ずばりタイガーマスク基金だ。 7月30日に設立総会が開催され、ファザーリングジャパンの安藤哲也さんが代表理事に選任された。
早速、NPO 法人の設立申請に入って年内には活動開始の予定。 読者の皆さんも寄付などで、是非ともご協力ください。
タイガーマスク基金はNPO 法人として認可を得てからのことだが、児童養護施設の子ども達をどう支援していくかが、主たる活動となる。 その中には、金銭的な支援はもちろんのこと、就職などのお手伝いも入ってくる。 18歳になると施設を出なければならないが、その後の人生をどう切り開いていくかで、子ども達には大きな壁が立ちふさがっている。
就職しようにも、なかなか就職先がない。 大学へ進むとしても、学費や生活費をどうしていくか。 親がいないから、彼ら彼女らは施設から放り出された後は、何の後ろ盾もないのだ。 そういった子たちがどう立派に生きていってもらえるか、これは大人の責任として、しっかり考えかつ行動する必要がある。
そもそも子ども達は選べない。 たまたま生まれてしまっただけで、親のない子とかのレッテルが貼られたり、暴力親に虐げられる人生が始まってしまう。 こんな不条理はあってはならないこと。 しかし、現実には恐ろしい数の子ども達がそんな人生をスタートさせているのだ。
なんとかしてあげたいと誰もが思う。 思うなら実行だ。
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