６月はじめから必死に取り組んできた執筆が、昨日なんとか予定通りに書き終えた。 本業を含め、いろいろ仕事を抱えているので物理的には相当に厳しい状況下にあったが、それこそ根性で仕上げた。
急いだ理由は、もちろん出版社との約束は守らなくてはいけないからだ。 いついつまでと引き受けた以上は、原稿の最終提出日は守らなければ男が廃る。
もうひとつ急いだのは、株式投資のタイミングとしてだ。 本当なら、前にも書いたように２日か３日ぐらいで書店に並べたかった。 魔女でもないから、それは不可能と分かっている。 それでも、出来るだけ早く出版して、出来るだけ多くの人々に読んで貰いたかった。
投資のタイミングということは、いまだと儲かるチャンスが大きいからか？ 違う。 長期投資は絶対にとかの約束は出来ないが、やることをやっておけば儲けなんぞは後からついてくる。 それに、チャンスだってこれからもいくらだってある。
それよりも、書名にドーンと出したように、”やっぱり、株は上がるぞ” なんだから、みなで株式投資に踏み込もう。 このまま預貯金にお金を寝かせて置いたところで、なんにも得るものはない。 また年金だって、どうなるか知れたものではない。 一方、株価はとみればもういつでも上昇に転じていい状況にある。 どうせ買うなら、早く始めようぜ。 そう訴えたかったからだ。
みなでドドッと株買いに踏み込んでいけば、株式市場はたちまち活性化するし、もちろん株価は上昇トレンドに入っていき、その資産効果で消費が高まり、企業活動も活発化する。 それで、日本経済を一気に元気にさせてしまおうではないか。 日本経済が元気になって嬉しくない人は一人もいないはず。 だったら、ここで株を買おうぜ。
まあ、気合は十分に入っていたが、それをどこまで書き下ろせたかとなると、９５％ぐらいかなといったところ。 どの本の執筆でもそうだが、あと１週間ぐらいあれば完璧なんだがという思いが残る。 書き足らなかった分は、次の機会に取っておこうと、自分を説得しつつ、いつもペンを置く。
明日の夜２０時からは、インベスターズTV 生放送出演だ。３週連続となるが、話すことはいくらでもある。http://www.investors-tv.jp/
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本の紹介です。電子書籍版で、スッと読めるボリュームに抑えています。 さわかみ投信現社長の黒島の本も合せてご紹介します。ちなみに、黒島の本は紙媒体も用意しております。
澤上篤人「お金をまわして日本を元気にさせよう」
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黒島光昭「特許物語」
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