今日は寄り前に読んでもらえればと、早めに書こう。 まあ、言いたいことは現在の安値は拾っておこう、それだけなんだがね。
米国など海外の株式市場は、この1週間ほど下げているが、これは一時的なスピード調整ととらえていいだろう。 最近の経済統計がどれもやや弱めなこともあって、上値を買い上がる動きは鈍っている。 しかし、売買代金の低さからも分かるように、ここまで大きく上がってきた割には、それほど売りが出ているわけではない。 先行きの高値を期待する投資家が多いのだろう。
ひるがえって日本では、先物の売りに引きずりまわされている。 海外市場では当たり前の、大きく下げたら買ってやろうと手ぐすね引いている投資家がほとんどいない。 だから、売りを仕掛ける連中は、先物取引を駆使して好き放題に売ってくる。 それをみて、機関投資家から市場関係者まで弱気虫のオンパレードとなる。
ダラシナイとしか言いようがない日本株市場だが、救いは売りがやはり枯れていることだ。 こちらは、ガンガンの強気で買い注文を出しているから分かるが、下げている割には思うように買えないのだ。 昨日の下げでも、買い約定となったのは1割にも満たなかった。
まあ、みていてごらん。 そのうち、海外が戻しに入ってくると日本株も即座に反転するから。 まったくをもって、無節操で無定見な投資家ばかりだが、それも日本株市場の特徴だから仕方ない。
われわれは、安いところは早め早めに買っておこう。 とにかく相場を後追いすることしか念頭にない投資家が多いのだから、こちらはマイペースを貫いて早めの行動ありきでいこう。