アップルのスティーブジョブズ氏が逝った。
すごく残念である。
まだ56歳、もっともっと仕事して欲しかった。
なによりも、彼の
“Think differennt”
が好きだね。
既成の概念や価値観に対し、それをそのまま受け入れるだけでは、なにも新しいものは生まれない。
本当だろうか、ほかに考えられないものだろうか、もっと違う見方ができないのかな、
あれこれ考えては試してみるところから、彼の想像力が磨かれていった。
その先に、独創的な発想が次々と新しいアップルとして結晶化されていった。
いろいろ学ぶことができる。
経済のジリ貧も、給料の低下傾向も、ひょっとしたら仕事を失うかもしれない不安も、年金問題も、
どれもこれもそのまま仕方ないと受け入れてしまってよいのかどうか。
一人ひとりが、あるいは生活者全体が、
なんとか良い方向への対応ができないものか、あれこれ考えては試してみるのはどうか。
いつもの繰り返しとなるが、日本経済の地力はすごいものがある。
政治がダメでも、われわれ一般生活者がなにもかも国頼み会社頼みの他力本願を捨てて、
自分達の力でここをなんとしてでも切り抜けてやるのだといった覚悟さえ出てくれば、そこから先は何とでもなる。
何しろ、日本の個人マネーは預貯金に眠っている分だけでも経済規模の1.6倍と、
とんでもないエネルギーを持っているのだから。
ジョブズ氏の革新的な生き様をすてきだと思うのなら、
そのほんの一部でもわれわれの生活に生かしてみようではないか。
きっと、日本の将来はみるみる明るくなるだろう。