経済は動いているお金の量とスピードで、その規模が決まってくる。
規模を大きくする、つまり成長率を高めるには、お金をどんどん動かしてやればよい。
お金を動かすというと、消費を高めることを最初にイメージするのが普通。
ところが、成熟経済の日本ではもうこれといって買いたいものもない。
やたらと大量生産大量消費を煽る時代でもない。
どうするか?
一番良いのは長期投資にお金をまわすことだ。
使い捨ての大量消費とは違い、投資は将来を築いていくことだから、いくらお金を使っても無駄にはならない。
子どもや孫たちにこんな社会を残してやりたいと願って長期投資していくことは、
それ自体がお金を使う人にとっては夢の追求である。
こんなお金の使い方って、すてきだと思わない?
それでもって、経済が成長率をどんどん高めてくれたら最高ではないか。