世界でも極めて例外的になってきた感のある本格的な長期運用会社のひとつが、
フランスはコムジェスト社である。
われわれ直販投信仲間、
“おらが町の投信”
が、エマージングマーケットやヨーロッパの運用で、ずいぶんお世話になっている。
そのコムジェスト社に9月最後の週の3日間、研修に社員12人とお邪魔する予定。
うち1日はコムジェスト社内で彼らの運用哲学や運用実務を学ぶ。
残りの2日間は企業訪問。
フランスを代表する世界企業、ダノンとかダッソウあるいはエシュロールなど7社を訪問する。
長期運用野郎といってよいコムジェスト社が選んでくれた訪問先だ。
きっと奥深い話を聞かせてもらえると思う。
今日は夜、その事前勉強会をする。
社名を聞いただけで同行予定のアナリスト達は興奮して、もう相当に入れ込んでいる。
かなり暑い勉強になるだろう。
その後は、家から持ってきたシェリー酒と洒落こもう。
相場はもたついているが、こちらはご機嫌の安値買い増しを淡々と進めている。
この先いつ株価が戻ってくれても構わないが、そこまではのんびり待つしかない。
こういう時は、ギンギンに冷やしたシェリー酒をちびりちびりとなめながら、
長期投資に相応しい会社をああだどうだと語り合うのも、熱帯夜の趣向として悪くないだろう。