今日は日本橋三井タワーで、
“株式長期投資は有効か”
というテーマのセミナーに参加してきます。
基調講演は京都大学大学院教授の河北英隆先生による
“長期投資の視点でみる株式市場”
が予定されている。
その後、東京海上アセットマネジメント投信の田倉達彦氏による
“機関投資家の日本株投資における長期投資の視点”
がある。
最後に、河北先生とコモンズ投信社長の伊井哲郎氏と自分とによる鼎談
“株式長期投資でパフォーマンスを高めるには”
となる。
テーマはどれも長期投資なので、きっと面白いセミナーとなると思う。
そのなかで、コモンズ投信の伊井さんと自分は個人投資家、
つまり生活者に対して長期の株式投資を訴えており、
セミナー参加者に新鮮な印象を待ってもらえるはず。
新鮮な印象というのは?
日本では機関投資家を含め、本当の意味での長期投資は存在しないといえる。
どこも、口では長期投資というが実際には相場あってこその株価追いかけ投資が大半である。
早い話、いまのような株式市場がフラフラしている相場環境を好機ととらえて、
長期の買い仕込みをしようなんて動きはまったくみられないじゃないか。
そういった日本株市場で本格的な長期投資を展開しているコモンズ投信とさわかみ投信とが、
河北先生と一緒に鼎談するわけだ。
今日の午後が楽しみである。