あと1日で新年。
いろいろな問題が噴き出て来た2010年だったが、それなりに見えてきたものも沢山ある。
問題があれば、それを解決しようとするところに、新しい力の台頭もあるのが世の常である。
政治でみれば、既存政党がこれだけダメ集団となってきたのだから、
真に政治家らしい政治家にとっては千載一遇のチャンスである。
日本経済や社会をこのように変革していきたいと、
明確な政策を前面に打ち出して国民に強く訴えれば、
選挙で古い政治家たちに取って代わることができるはず。
いまほど大局観に立った断固たる政治が求められている時はない。
このチャンスを一気に捉えてやろうという政治的な嗅覚も、また問われているのだ。
企業経営では、もう国を当てにしてはおれないということは衆目の一致するところ。
現に、自助努力で浮上してきている企業が先へ先へと進みだしている。
モタモタしていると置いてきぼりを食うだけである。
先は進む企業群とモタモタ組みとが、これだけはっきりしてきたという現実に直面して、
もはやああだこうだの弁解や行動できない理由付けは許されない。
経営者にとっても浮上するか落ちこぼれていくかが問われており、断固たる行動あるのみだろう。
投資家はもちろん、積極的に買っていくだけだ。
いろいろな逆風を乗り越えて業績を高めている企業群が次々と出てきている。
たとえ、日本のダメ政治続いたとしても、
世界中69億人の生活を支えている企業の株を買って経営に参加しておれば、何の怖いこともないはず。
政治がまともな方向に向かってくれれば、なお良しだ。
2011年は本来あるべき姿に向かって力強く行動していく者にとっては、輝ける年になるだろう。
また、そう前向きに信じ行動するのが、長期投資家の真面目である。
皆様どうぞ良いお年を。