さわかみ投信の取締役CIO(投資最高責任者)である草刈との共著が、10月か11月に発刊の予定で執筆が進んでいる。
書名は、おそらく『金融バブル大崩落、どう乗り切るか』といったものになろう。
金融バブル大暴落ではなく、大崩落としたところがミソである。 それだけ、とんでもない状況を覚悟しておこうということだ。
新著はおおよそ、以下のような展開となっていこう。
第1章 バブル化の様相を深める世界の金融市場
第2章 過去のバブルから学ぶ
第3章 金融バブルは大崩落の途に
第4章 マーケットの機能をないがしろにした報い
第5章 インフレは、もうはじまっている
第6章 バリュー投資は死んだのか? あるいは、これが本当の長期投資だ
ざっと、こんな感じでいく。 1章と2章を草刈が担当し、3章~5章を自分の担当とする。
第6章は、どちらかが担当するか、座談会形式にするのか、まだ決めていないが最も力の入るところとなる。
ふたりとしては、できるだけ急いで書き上げようで一致している。 出版社は原稿を脱稿してから決める。
ともかくも、いつ起こるかしれない金融バブル大崩落だ。 なんとしても、その前に新著を世に出したい。
場合によっては、半年ぐらい先走っての発刊となっても構わない。 願わくは、そのくらい時間的な余裕があってほしいものだ。
われわれの意図は、できるだけ多くの方々に、来る金融バブル大崩落を何事もなかったかのように乗り切ってもらいたい。
そのためには、なんとしても早い機会に、新著を世に出すべきだとなる。
この週末も忙しいぞ。