今日、これから渋沢栄一記念財団主催の「論語とそろばん」セミナーに、
パネラーとして行ってきます。
テーマは、
“望ましい資本主義とは~「論語とそろばん」から学ぶもの~”で、
一橋大学の田中一弘先生、大阪大学の堂目卓生先生と、
熱く語り合ってきたいと思います。
【国民ファンドで日本経済を活性化する】
世界最大の眠れる資源を活かそう②
どうしたらいいのか? 日本はもう立派な成熟経済国なのだから、いつまでも国が予算をバラ撒いては仕事を分配してやる発展途上時代の景気浮揚策よりも、大幅な規制緩和と減税を実施して民間エネルギーを最大限に引き出すような政策が望ましい。非効率になりがちな官制ビジネスは極力減らし、代わって民間の創意工夫と競争意識を成長戦略に導入するのだ。
これは、英国病を克服したサッチャー首相や、強いアメリカを復権させたレーガン大統領が見事な前例を残してくれている。
そこへプラスして、日本の場合は「貯蓄から投資への流れ」を上乗せしてやることで、さらに経済成長力を高めることができる。世界最大の眠れる資源である個人の預貯金マネーを、日本経済の成長促進に有効活用しない手はない。
つづく・・・