土曜日のラジオ放送の電話収録があった。 渡辺美樹さんとテリー伊藤さんの番組にゲスト出演。
視聴者の投資家からの質問だとか。 コロナ問題で経済は酷いことになっているが、株価は上がっている。
こういう時は、どうやったら儲かるかときた。 その考え方が、そもそもダメなんだよと、バッサリ切ってあげた。
返す刀で、儲けようではなく、「儲かってしまう」に考え方を変えようよと、長期投資家の考え方を披露した。
株価を追いかけるのを投資と考えていると、どこで買ったらよいのかさっぱり分からない。
今日ここで買ってよいのか、いや明日はもっと下がるかもしれないと、株価動向に振り回されるだけ。
株式投資は企業の株主になることである。 とりわけ、長期投資は企業を応援するという概念が大事となってくる。
応援しようという気持ちがあるからこそ、皆が売る暴落相場を敢然と買いに入っていける。
ということは、どこで買ったらよいのかで悩むことはない。 ここは、何がなんでも応援しなければで、買えばいい。
暴落相場で買っておけば、株価がちょっと戻るだけで、もうどこで売っても利益となる。 つまり、儲かってしまうだ。
そう一気に話したら、さすが渡辺美樹さん、事業家として賛同の思いが次々と出てきた。
そこから先は、本格派の長期投資家と筋金入りの事業家との掛け合いで、15分の番組はあっという間に終わってしまった。
番組の最後に、テリー伊藤さん、「一言だけ、それでどうすればいいでしょうか」ときた。
そこで、「ちょっとでいいから、長期投資を試してみてください。 応援投資をやってみれば、儲かってしまうが実感できますよ」と返しておいた。
放送は、今週の土曜日、ニッポン放送で16時20分からです。