中小企業支援、いよいよ本格稼働

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5月28日に共同記者会見して発表した、中小企業の事業承継支援がいよいよ本格的に動き出す。

といっても、主催する「ヤマトさわかみ事業承継機構」は、その後もフル回転で諸々の準備を進めてきた。

その中には、お手伝いしようとする複数の中小企業との具体的な交渉も入っている。

こちらは、ビジネスとして大きく儲けてやろうとかの意図は、まったくもっていない。

あくまでも、後世まで長く残って頑張って欲しいと思う中小企業の存続を、側面支援させてもらうのだ。

それが故に、性急に交渉をまとめて数多くの実績を積み上げようなんて姿勢は、さらさらない。

だから、先方の社長さんの気持ちがしっかりと固まるまで、じっくりと話を進めることになる。

そんなわけで半年ほどかかったが、ようやくいくつかの案件がまとまろうとするところまできた。

そこで、いよいよ「支援者の会」を本格的に立ち上げようということになった。 中小企業の事業承継を支援しようという心ある人々の集まりだ。

日本経済の大きな基盤となっている中小企業にもっともっと頑張ってもらいたい、それをお手伝いしたいという方々。

12月5日(木)の18時から、さわかみ投信のオフィス4階に大集合していただきたい。

最近どんどん脚光を浴びるようになってきた、エンジェルといわれる個人投資家の集まりがあるが、それとは違う。

あちらは、ベンチャー企業などを支援して大きなキャピタルゲインを期待するもの。

こちらは、あくまでも中小企業の隆々たる活躍を裾野広く応援していこうとする、いってみれば青くさい活動だ。

したがって、投資収益を第一とする方々ではなく、心あるお金の出し手に数多く集まっていただきたい。

支援者の会では、どう儲けるかで眼をギラギラさせるのではなく、こういった中小企業も頑張っているのかといった学びの場でもある。

知ること、学ぶことで、ますますをもって中小企業を応援していく意義と意欲を高めていけたらいいなという感じだ。

支援者の会は常にオープンでやっていくが、あまりに金儲けでギラギラした方々は、自分の責任でご遠慮いただくことになる。

そのあたりをきっちりと一線を画しておかないと、せっかくの中小企業支援の活動も純度の低いものになってしまう。

あくまでも社会的意義にこだわりながら、心ある方々に数多く集まっていただくことで、すそ野の広い活動にしていきたいと願う。

心のあるお金の出し手になってやろうという方々、どうぞ12月5日の会合にお運びください。

参加費は無料、軽くワインが出ます。 締めは20時ぐらいとしますので、遅れての参加も構いません。