令和の時代となってから、ずっと株式市場は下げトレンドにある。
米中の貿易戦争が世界の景気に悪影響を及ぼすのではといった懸念が悪材料視されている。
マーケットは悪材料に対し、いつも早めかつ過剰に反応する。 とりわけ株式市場はどどっと売りが出て、大きく下がる。
その下げが、投資家の間で悪材料とやらをより過大視する流れをつくってしまう。
そうなると、どの投資家もリスク回避の意識を高め、売り逃げはあっても、ここで買っておこうとはしない。
だから、だらだら下げの軟調相場が続くわけだ。 積極的な買い材料に欠けるといっては、不安顔で株式市場を眺めるばかり。
そんな中、われわれ長期投資家はゴキゲンで安値買いを進める。 リスク回避とかの意識は毛頭ない。
なにしろ、売り先行で下がっているのだ。 いつ、売りが途切れて上昇相場に転じるか知れたものではない。
だから、早め早めで買っておくに限ると、安値の買い仕込みに精を出すわけだ。
もとより、投資対象を生活者にとって欠かせない企業に絞り込んでいる。 したがって、下げ相場で買うことに、なんのリスクも感じない。
たとえ株価がさらに下がろうと、ここから3年5年低迷しようと、お構いなしだ。 資金があれば、いくらでも買い増しする。
そういった骨太の投資を平気な顔して続けられる。 そこが、われわれ長期投資家の真骨頂である。
本格派の長期投資家として日本を代表する、さわかみファンドは先日も書いたように安値の買い仕込みをずっと続けている。
もし、ここで株式を買うのがいまいち不安なら、さわかみファンドにお任せあれだ。
ウチのファンドをどんどん買っておいてくれると、この下げ相場を一緒に乗り切れる。