一般的に投資というと、「お金を殖やすこと」といった答えが返ってこよう。
たしかに投資は「資を投じる」と書くから、株式市場でのデイトレーディングや1秒間に1000回を超す売買までも、投資となってしまう。
一方、事業家が工場建設や研究開発に資金を投入するのも、やはり投資である。
同じ投資といっても、実に幅広い解釈がなされているものだ。
そんな中、お金を殖やすことを意識しない投資もある。 それが、「お金をまわそう投資」である。
世の中にお金をまわしてやり、それでもって皆が生計を営め、より心豊かに生きていけたらすばらしいではないか。
より良い社会を目指すとは、そんな風なんだろう。 そう考えると、社会の一員として自分はなにが出来るかが大事になってくる。
ただ漫然と生きるだけではない。 ひとつでもふたつでも、より良い社会に向けてなにかお手伝いしたい。
そういった意識を、お金をつかう行動に乗せてやると、お金が活きた働きをしてくれる。
それが、単なる消費を越えた、いってみれば「次元の高い」お金のつかわれ方だ。
このあたりを、もっともっと深く考えたい。 今日は、すごく仕事が詰んでいて、ここまでとします。