カッコ好く富を生み、カッコ好くつかおう

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お金を稼ぐにも、美しい稼ぎ方もあれば、卑しさまる出しの金稼ぎもある。

もっとも、多くはその中間にあって、「そうガツガツはしないが、お金は稼ぎたいです」という感じかな。

そもそも稼ぐは、「人に喜んでもらって、その対価をいただく」という意味である。

ところが、人に喜んでもらうかどうかは、そっちのけ。 とにかく、お金をせしめてやろうといった人達は結構多い。

その典型が、詐欺師といわれる人たちである。 人を泣かせても知らん顔で、金稼ぎに走る。

そこまでいかなくとも、「自分さえ良ければ、後は知らん顔」といった厚顔の人達は、案外あちこちにいる。

このあたりまでは、人間としてどうみても卑しいといった感じがプンプンと漂ってくる。

もっとも、大半の人々はまじめに生きている。 自分のことで精一杯、とてもまわりを見る余裕はないといった生活を送りながら。

一方、みなに喜んでもらい、ありがとうといってもらって、お金を稼がせてもらう道もある。

それが、長期投資である。 生活者として大事と思われる企業を応援しようという姿勢を貫くのが長期投資。

応援するというからには、みなが情け容赦もなく売りまくっている時に、頑張ってよと売られている株式を買っていく。

企業にとっては、株価暴落時などで多くの株主が逃げ去っていくときに、応援株主が登場してくれるのはありがたい。

売り逃げしたい人たちにとっても、われわれ長期投資家が買ってくれるから、現金を手にできてありがたい。

経済情勢や投資環境が良くなって、みなが買い群がってきたら、しばらく応援を彼らに任せようと売り上がっていく。

われわれ長期投資家としては、みなが欲しいといって買いに来たから、すこしずつ渡してやるだけのこと。

とにかく急いで買いたい彼らからすると、長期投資家が持ち株を手放してくれて、これもありがとうだ。

安く買っておいた株式を、高くなって売り上がっていけば、大きな利益が後からついてくる。 これが、長期投資のリターンである。

皆にありがとうといってもらって、長期投資の利益は積み上がっていくわけだ。 カッコ好く富を生んでいっていると思わないか。

それだけではない。 われわれ長期投資家は、みなにありがたがってもらいながら富を積み上げていき、それをカッコ好くつかおうとする。

もう一度、お金を世の中にまわしてあげるのだ。 この循環を意識して創りだしていくって、カッコ好いお金のまわし方だと思うよ。