お金をまわしていく寄付活動も、明るく楽しくだ

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昨夜は、公益財団「お金をまわそう基金」の月例セミナーで、寄付助成先の5団体に来ていただいた。

参加者にとっては、助成先トップ5人の話を直に聴けて、こういった活動もあるのだということが身近なものになる。

助成先5団体も、それぞれの活動を越えた横のつながりを感じて、ますます気合が入る展開となった。

良かったなと思えたのは、助成先を選ぶのに、明るく楽しく頑張っているのかという点を大事にしたことだ。

社会的に意義のある活動をされている人たちは、一杯いる。 あるいは、ボランティアとして現地へただちに飛んでいく。

そんな中でも、社会の片隅で頑張って生きている人たちに手を差し伸べる活動は、そう生易しい話ではない。

問題の大きさや重さに、どうしても引きずられがちとなる。 また、四六時中の拘束に疲れも溜まってしまう。

そういった活動環境下にあっても、なお明るく楽しそうに頑張っている人たちには、思わず引き込まれてしまうものがある。

ウチの、お金をまわそう基金では、そういった明るく楽しくやっている活動を応援させてもらうことにしている。

より良い社会をつくっていこうよ、素適な社会を子供たちに残してやろうよが、さわかみグループの事業目的である。

当然のことながら、暗くじめっとした社会など望まない。 やはり、世の中を明るく優しく楽しくしていきたい。

お金をまわそう基金の方向も、明るく楽しくだ。 その方が、多くの人々の共感を呼びやすい。

昨夜の経験で、来年からは月例のお金をまわそう基金セミナーでは、毎回3団体ぐらいずつ来ていただこうということになろう。

そして、より多くの方々に集まっていただき、より広い裾野から応援してもらえるようにしていきたい。