週末の徳島は大成功だった。 もうオペラコンサートを超えて、裾野広がりの文化イベントとなってきた感がある。
コンサートには、早い時間から着飾った紳士淑女が期待を膨らませて集まって来て、すぐ満席になってしまった。
期待の盛り上がりに、ウチの歌手やヴァイオリンそしてピアノも、どんどん気合が入っていく。
たっぷりと歌唱やヴァイオリン演奏を楽しんだ後は、その余韻を持ち込んで懇親会に。
そこからは空手の演武はあるは、地元の阿波踊り会いが食事会場に雪崩れ込んでくるはで、2時間があっという間。
空手では、板割りやバット折りを披露してくれた。 阿波踊り会は、小さな子供たちから小中学生、そして大人たちで総勢は50名以上。
会いの皆さんが模範の踊りを披露してくれた後、笛や太鼓のリズムに乗って、会場の皆が阿波踊りの輪になっていった。
6時から11時近くまで、オペラや演奏や、空手や阿波踊りやらで、東京や大阪からの参加者も地元の人たちも、皆が混ぜ混ぜになって楽しんだ。
文化を楽しむってこんな感じだろう。 老いも若きも皆がノリに乗って、充実感が静かに全身に浸み込んでくる。 お金ではとても買えない満足感だ。
翌日の土曜日は、地元の人たちが大塚美術館やら鳴門の渦やら、酒蔵やらを案内してくれた後、地元の居酒屋でまた盛り上がり。
今年は200名の参加。 来年は500名以上の会場でミニオペラ、その後200名ぐらいの懇親会をやろうぜということになった。
この盛り上がりに、地元の人たちをどう巻き込むか、われわれのような他地域の参加者をどこまで徳島へお連れするか、面白がりはどんどん膨れ上がっていく。
なによりも楽しいのは、徳島イベントに参加している人たちの多くが、長期投資をしている人たちなのだ。
さわかみファンドをお持ちの方々も含め、「最近ちょっと下がっていますね、どんどん買っておけばいいんでしょう」が合言葉となっている。
本格的な長期投資を一緒してきて、あるいはまだ始めたばかりの人でも、安いところは買っておこうで、長期投資のリズムを自分のものにされてきている。
それもあって、日々の相場動向など完全に無視し、これはと思う企業の株が大きく売られたら、ゴキゲンで応援買いする姿勢が出来てきているのだ。
これは楽しい。 お金がより良い世の中づくりに向けて、しっかり働いてくれる。 われわれは、より良い世の中の住人として、なにをやるべきかの準備を整えていく。
素晴らしい循環である。 この流れの一つとして、明日からイタリアへ「哲学ある高級ブティック」の視察に行ってきます。
帰りは27日で、翌28日は久しぶりの投信セミナーに登場で名古屋へ行きます。 したがって、今週はお休みとなります。