わからないものには手を出さない

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投資というと、すぐリスクだとかなかなか儲からないとか、否定的な言葉がやたら飛び交う。

あるいは、お金を追いかけては浮利を稼ごうとする、「まっとうではない生き方」とばかり白い眼で見られる。

どれもこれも、投資というものを知らない人達の間での話。 せいぜい、悩み苦しむがいい。

投資とはお金に働いてもらうことである。 自分も頑張って働く、それを右足としよう。 お金に働いてもらうのは、左足である。

右足と左足とで、しっかり働いて堂々と生きていく。 その過程で財産づくりも進んでいくのだ。

お金儲けが先に来るのではない。 あくまでも、お金にゆっくりと働いてもらい、その報酬として投資のリターンが積み上がっていくと考えよう。

となると、お金の働き場所もかなり限定されてくる。 右足からそう離れることなく、左足に働いてもらうのだ。

当然のことながら、投資対象を身近なところに限定し、わからないものには手を出さないのが鉄則となる。

ぱっぱと儲けようとはせず、作物を育てるようにじっくりと実りを待つようにする。

時の経過が作物を育ててくれる。 それが、長期投資の考え方である。 どこにも無理がないし、ドタバタもない。

春に種を蒔いて、秋の実りを待つ。 そう考えてくると、投資のリスクだとかは、まったく気にならなくなる。

冷夏などで秋の実りが少なくなることはある。 それでも、なんらかの実りを手にすることはできる。

そう、なかなか儲からないといった嘆きとは無縁となる。 そういったのが、投資というものである。

ありとあらゆる金儲けチャンスに飛び込んでいく、世に一般的な銭ゲバを投資と混同してはならない。