明治維新は国の現状を憂う志士たち、それも下級武士たちが中心となって、世の中を一変させた。
現在、日本社会には閉塞感というか自信のなさが蔓延している。 江戸幕府と同様、国の政治はどうも頼りにならない。
このままでは拙いぞといった危機意識が、あちこちで高まってきている。
とはいえ、大半の国民は将来に不安を覚えながらも、思考停止のぬるま湯に浸ったまま。
そんな中、主婦層は子供を育てたりしていて、この先どうしていったらよいのか、世の男たちよりずっと切実である。
昨日の、水戸でのセミナーでも、それを再確認した。 主婦層が対象だから、午前中の勉強会だったが、大盛り上がりとなった。
そこで、「国に頼らなくても、生活者が動けば、こんなことまでできてしまうんだよ」と話したが、すごい勢いで吸収していってくれた。
経済も社会も、一般生活者の日々の行動が集まって、時々刻々と出来上がっていくもの。
であるならば、一般生活者の大きな部分を占める主婦層が動き出せば、いくらでも世の中を変えられるはず。
それも、主婦層が今すぐにでもできそうなことを、順にはじめて行くだけのこと。 それでもって、世の中を先導していけるのだ。
では、何から始めるか? この続きは、明日たっぷりと書こう。