今週末の８日と９日に、熊本城の二の丸広場で「熊本城修復応援オペラコンサート」をやります。　まだ記憶に生々しい強烈な地震が熊本県と大分県を襲い、現地では甚大な被害を蒙りました。

　そこで、地震からの復興に全力を挙げている熊本や大分の人々にすこしでも心の癒しをと、９名のオペラ歌手を引き連れて大掛かりなコンサートを開催することにしました。

　詳細は、さわかみオペラ財団のＨＰをご覧いただくとして、できるだけ多くの皆さんに本場のオペラ歌唱を楽しんでもらいたいと思います。（入場無料）

　９名のオペラ歌手は全員、さわかみオペラ財団の公開オーディション合格者です。　うち６名が、オペラの本場イタリアで、それも歌劇場で実力を伸ばしている面々。　残りの３名は、このオペラコンサートが終わり次第、順次イタリアへ向かいます。

　彼ら彼女らに声をかけたら、全員が即答で熊本の復興に私たちも歌でお手伝いさせてもらいたいと申し出てくれました。　おかげで、すごく豪華な顔ぶれとなりました。

　主催者の自分でいうのもなんですが、うちの歌手たちの実力とエネルギーを爆発させた、聴きごたえのあるオペラコンサートを堪能してもらえます。

　ちょうど連休で、熊本と大分へは「復興割り」　の特典があり、飛行機とホテル代がセットで驚くほど安く行けます。　全国の皆さんも、ご一緒しませんか？

　もうひとつのご案内は、個人そして企業の皆さんから少しずつでも寄付のご支援を頂ければと思います。　報道にあるように、熊本城は大きく損傷しました。　その修復には、途方もなく長い年月と膨大な費用が求められます。

　その一助になればと考え、急遽オペラコンサート開催を決めたものです。　熊本市の方で、お城の二の丸広場に大きな立て看板を掲げ、そこに寄付いただいた個人や企業名を書き出してくれます。

　みなで応援するんだという意思と思いを、多くの人々と共有したいものです。　ご寄付は１０月３１日まで受け付けます。　立て看板も二の丸広場にずっと掲げられます。

　ずっと、「カッコ好く、お金をつかおう」と言ってきていますが、熊本へ行ってオペラコンサートを楽しむのも、寄付で熊本城修復を応援するのも、そのひとつです。

　それらは現地にお金を落とすことで現地経済の一助となりますが、同時に日本経済の活性化にも寄与します。　お金を抱え込まずに、心の贅沢や気持ちの満足にどんどん、お金をまわしてあげたいものです。

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