昨日の東証セミナーは大盛況だった。 事前の申し込みが早々と満員となってしまったが、それでも追加応募が後を絶たなかった。 この盛り上がりは貴重である。 それだけ、個人投資家の間で株式投資意欲が高まっている表れでもあるのだから。
ひとつ難点を上げれば、年配の男性の出席が圧倒的に多かったことだろう。 女性や若い人達の参加者がもっと多くてもよかった。 一般生活者への広がりという面でも、老若男女で一杯という風にしたかった。
まあ、これは東証のみならず、われわれにとっても大きな挑戦である。 どれだけ裾野広く、一般生活者に長期投資へのご案内ができるか、それが日本経済の活性化に直結してくるのだから。
一人でも多くの預貯金者に、経済の現場にお金をまわしていこうよと訴えたいのだ。 これだけ政治が当てにできないのだから、われわれ生活者が力を合わせて日本経済を元気にしていくしかない。 その意識と意欲を日本全国で高めたいのだ。
人々がその気にさえなれば、預貯金にボケーッと寝かせてある790兆円が、どれだけすごい武器となるか想像を絶する。 国が借金を重ねて5兆円や10兆円の景気対策をするよりも、はるかに巨大で強力な経済活性化策となる。
みなが長期投資に踏み切って、日本経済が元気になれば、所得も増えるし将来不安も一掃できるしで、誰にとっても文句ないはず。
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