ラウンドテーブルジャパン

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 先週の金曜の夜と土曜日は丸一日、表記の国際会議に出席させてもらった。 政治家はじめ各界のリーダーがパネルとして、それぞれの見解を述べ、会場の参加者がいろいろ質問や意見を返す、きわめてオープンな会議だった。

 なかには、いい意味で尖った意見も飛び交い、それが経済の現状や政治社会問題を、より大きな視点で考える触媒ともなった。 そこで得たもの感じたものを各職場へ持ち帰って、より高いレベルの仕事につなげていければ、この会議の価値はさらに高まっていく。

 一方、こういった国際会議につき物ではあるが、自分の学識や経験をひけらかしたい輩が、だらだらとしゃべられるのは時間がもったいないし非常に残念である。 海外でも、あまり意味のないおしゃべりの延長線で、自分の論理を展開する人が多い。 きちんと筋を通して語るということなんだろうが、やたら長ったらしく聴く方をいらいらさせてしまう。

 せっかく趣旨も内容もすばらしい国際会議なので、またラウンドテーブルという意味においても、一人ひとりの発言に時間制限を設けると、もっと充実するだろう。 たとえば、パネラーは5分、会場の発言者は2分以内の発言とさせるのだ。 そうすれば、質疑のテンポも良くなり、より広範囲の議論に発展するはず。

 さて、いまから大阪へ行ってきます。

 

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