今日は9月の月次報告書を発送する日。 同時に、その状況を「さわかみ投信チャネル」でネット報映する。
今夜のゲストは、伊藤宏一先生。 どう紹介するか、千葉商科大学の文化社会学科の教授であるだけではない。
日本フィナンシャル・プランナーズ協会の専務理事であり、哲学者であり、税理士でもある。
また、自然エネルギーの開発促進にも尽力されており、クラシック音楽とりわけオペラに造詣が深い。
もう30年以上のお付き合いで、それが当然のように「さわかみオペラ芸術振興財団」の理事にもなってもらった。
伊藤先生には、インベスターズTVで「誰も教えてくれない日本金融史」の第1・2弾を収録いただいている。
お金は天下のまわりものという観点から、江戸時代から大正までの日本のお金の流れを講義してもらった。
すごい力作で、いずれDVDにして全国の大学や図書館においてもらおうと考えている。 販売もありかも。
「誰も教えてくれない日本金融史」の第3弾、第4弾は伊藤先生がしっかり準備して、来年の夏ぐらいに収録となる。
そんな伊藤先生との対談が今夜19時過ぎから、さわかみ投信チャネルで放映される。
おそらくテーマは、最近の金融マーケット並びに世界の運用の無機質化に対する警鐘となろう。
すさまじいまでの金あまりバブル相場が続いているが、それに機関投資家がこれまた無機質な運用で対応している。
そのあたりの問題点などを指摘しつつ、本来あるべき姿というものを探っていく対談となろう。
これは、20分の対談では収まらないテーマで、いずれ1時間番組ぐらいにして、さわかみチャネルから放映したい。
なんで、今夜のテーマ知っているって? 9月に名古屋の熱田神宮で「オペラを100倍楽しむコンサート」をやった。
その折、伊藤先生に25分ほど解説をお願いした。 そこで交わした、二言三言の会話が上記の内容だったということ。
ともあれ、彼との会話はいつも幅広く、経済や金融を超えることもしばしば。
さあ、今夜はどんな展開となるだろうか? いまから楽しみである。