つい先ほどまでバタバタしていて、ふと見たら今日は大きく下げているではないか。
昨日は出張で書けなかったしで、いまから急いで書こうという気になった。
いつのバブル相場でも、勢いで買われたり、その反動で下げたりするもの。
買いの場合は、皆がどんどん買ってくるから、それに遅れまじと飛び乗ってくる。
別に、これといって大した買い理由はない。 ただ、株価上昇の勢いに皆が乗るだけのこと。
いつも笑ってしまうのは、日本の機関投資家の一部にみられる「持たざるリスクを感じて」の買いだ。
彼らは様子見を得意(?)とする。 相場の方向がはっきりしてくるまでは、ああだこうだの議論ばかり。
今回も、ほとんど買っていない。 そこで、大慌てで株式ポジションを高めようと買ってくる。
彼らは出遅れもいいところで、バブル相場だろうと何だろうと、とにかく必死で買いまくる。
そういった出遅れ投資家が必死に買ってきている横で、マーケットの一部で急ピッチの上げに対する警戒感も芽生えてくる。
勢いで買ってきたものの、すこしずつ高所恐怖症のような心理も芽生えてくるわけだ。
なにかの加減で売りが出たりするとたりする、「ここは、ひとまず売っておこう」で売りのラッシュとなる。
それが、今日の下げだ。 はじめは、ちょろちょろ下げていた。 その下げが、どんどん横へ広がっていって大きな下げとなった。
今日の下げを見て、明日はもっと下がるかもしれない。 あるいは、一気に戻すかもしれない。
どちらにしても、勢いで跳ね上がっていっては、どすーんと売られるバブル相場を読もうなんてしないことだ。
よほど大きく下がったら買ってもいいが、バブル相場の先にやって来る素晴らしい買い局面を、のんびり待ってもいい。