今年は大きく飛躍するぞと、さわかみグループ全体が相当に熱くなっている。 我々のビジネス的な野心から、大きな飛躍を目指しているのではない。
世の中を元気にしたい、若い世代の将来不安とやらを吹き飛ばしたい。 それには、百の提言より実際の成功モデルを次々と世に示していくことだ。 それを見て、”よし、僕もやってみよう。 私にもできるでしょう” といった動きが続いてくれれば、まわりがどんどん活気付く。 気がついたら、みなが元気になっていた、そんな展開を仕掛けてやろうということだ。
そのためには、さわかみグループ全員がやたら熱く燃えていなければ、なにも始まらない。 仕掛けるというのだから、一人ひとりがどんどん積極的に動かなければならない。 もちろん、なかにはリーダーとして方向付けをする人間もいれば、抜群の行動力でプランを実行に移していく人間も必要。 それぞれが役割を120%発揮することだ。
こう書いてくると、多くの人が ”自分も十分にやっている” ような気になる。 自分も十分に頑張っていると信じ込んでいるところに、意外と問題が隠されている。 自分の意欲と能力あるいは体力を本当に100%、そして120%と発揮しまくっている人が、皆さんのまわりに一体どれだけいようか。
やっている気になるのなら、だれだってできる。 私はこんなにもやっているのにと自己主張するのも、よくある話。 本人はやっているつもりかもしれないが、まわりから見れば物足りないことが結構ある。 そういう組織だと、果たしてどこまで世の中を元気にできるものかと思いたくもなる。
やはり、組織全体が熱く燃えているような盛り上がりを、メンバーの一人ひとりがどう醸成していくかを、いつでも強く意識することだろう。 あるいは、自分もまわりもいまやっていることにのめり込んで、それが楽しくてたまらないといった状態を大事にすることかもしれない。 そういった組織を傍から見ると、燃える軍団ということになるのだろう。
さあ読者の皆さん、さわかみグループがどれだけ熱く燃えているか、じっくり観ていてください。
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本を出しました。今回は電子書籍版として、スッと読めるボリュームに抑えました。 さわかみ投信現社長の黒島の本も合せてご紹介します。
澤上篤人「お金をまわして日本を元気にさせよう」
http://itunes.apple.com/jp/app/id475297966?ls=1&mt=8
黒島光昭「特許物語」
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