月次報告書の発送作業が、生中継で観れますよ

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今夜の月次報告書の封入ならびに発送作業が、インターネットTVで生放送される。

さわかみ投信では、さわかみファンド設定以来ずっと、お客様への毎月末のレポートを、その日のうちに発送してきている。

これは、長期投資船に乗り込んでいただいているファンド仲間へ、われわれの真摯なメッセージをお届けしようとする、きわめて神聖な作業である。

かつては、月中そして月次報告書を月2回きちんとお届けしていた。 その後、月中報告書の中身を変えて、より運用寄りのメッセージを印刷物としてお送りするようになった。

一方、月次報告書は相変わらずの手作業である。 社員が総出で、報告書の印刷から三つ折り、封入、〆の作業を手分けする。

そして、できた月次報告書の山を夜間受付をやっている郵便局へ運び込んで、今月もご苦労様でしたとなる。

その月次報告書だが、どうせなら作業風景をファンド仲間にも観ていただいてはどうかということになり、今月から生中継することにした。

せっかくだし、作業風景をバックにして、会長、社長、そして投資責任者の草刈が生出演して、ファンド仲間と電話応対したらもっと面白いだろうということになった。

社長がコメンテーターとして全体の方向付けをし、自分と草刈が好きに語るといった展開だ。

最初の1~2カ月は、ファンド仲間からの電話をどうつなぐか試行錯誤だろう。 そのうち、軌道に乗ってくれば楽しい会話が放映されるようになろう。

といっても、頭でっかちの質問はバサッと切り落とすけどね。 世の中には、いまをどうのこうの語りたがる人が多々いる。

長期投資は将来の納得に対して、いまの不納得で行動するのが基本。 将来に向けて価値の高まりをしっかりと読み込むことは、絶対に欠かせない。

その上で、いまの不納得すなわち「なんで、こんなところで、そんなもの買うの?」と、まわりからケチをつけられるぐらいが、ちょうどいい。

みなが不納得ということは、われわれ長期投資家からすると、安く買えるということだ。

安い間に、たっぷりと買い仕込むこと、それが大きな投資リターンの出発点となる。 それが長期投資というものである。

したがって、頭でっかちの議論のための議論みたいなものは、長期投資には百害あって一利なしとバッサリ切り捨てるわけだ。

一方、どんな社会をみなでつくっていくかとかの、心でっかちの電話会話は大歓迎である。

汗だくだくで封入作業を続けている社員たちを背景にして、ファンド仲間とも熱い会話ができれば最高である。

どうぞ、皆さん今晩の19時から、インターネットTVをセットして、月次報告書の作業に参加してください。 さわかみ投信のホームページで視聴できます。