土曜日に会津は喜多方でオペラコンサートをやったが、大成功だった。
予定をかなりオーバーした参加者となり、会場の設営が大慌ての嬉しい悲鳴となった。
本場イタリアのレベルを届けようと、ウチの歌手たちによるの歌唱とミニオペラは、来場の皆さんを魅了し大いに喜んでもらえた。
その後の懇親会でも感動が続き、来年もぜひやってくれという声が、あちこちから押し寄せてきた。
地元の名士、佐藤彌右衛門さんの絶大なる協力があってのことだが、これだけ反響が大きいというのはありがたい。
こういった地方公演を、全国各地で定期的にやれるようになっていくと、おもしろくなる。
オペラ財団設立の目的である、日本にオペラ文化を広げるを一歩も二歩も進められる。
同時に、お金をつかう楽しみというか良さというものを、世の中へ広げていくことにもつながっていく。
日本のような成熟した経済では、文化や芸術・スポーツといった分野、あるいは寄付にお金をどんどんつかうことが不可欠である。
日々の生活で絶対欠かせない出費を超えて、心の贅沢といった方向で、お金をどんどんつかう楽しみを日本中に広げたい。
それが、オペラ財団設立の目的であり、さわかみグループ全体の挑戦でもある。
なにしろ、生活必需品を超えた分野にお金がまわっていけば、そちらで新しい産業が生まれてくるのだ。
既存の産業構造に加えて、新たなる産業が加わってくることが、日本経済の発展拡大に大きく貢献する。
大事なのは、人々に楽しんでもらいつつ、お金をつかうことの意義を日本中に浸透させていくことだ。
10月19日には徳島でのオペラコンサートが決まっている。 その次は、どこで?