明日香出版から刊行している「これが長期投資の王道だ」は、ありがたいことに3刷りまできている。
出版の方から、ここで表紙のデザインを変えて、若い女性が手に取ってもらえるよう、柔らかめにしたいという。
新しいデザイン案では、NISA とか IDECO の表現が躍っている。 その方が読者の関心を呼びやすいときた。
そうなると、「ちょっと待って、本書では NISA や IDECO の記述がない。 それはマズイよ、新規に追加しよう」で、10ページほどの挟み込みを、この連休中に仕上げた。
挟み込みは、「NISA や IDECO を考えているあなたへ」というタイトルにした。
いずれは、しっかりと書きたいと思っていたテーマだから、10ページ書くのはそう難しくない。
ただ、大事なところを集中的に書き込んだから、ちょっと固めになってしまった。
さて、若い女性たちどこまでついてきてくれるかな。 ただ、NISA にしても IDECO にしても、「やっていいこと」と「やっておくべきこと」だけを参考にしてくれれば十分である。
そう考えて、挟み込みでは一般的な概論ではなく、若い人たちの財産づくりに直結すべく、尖った行動をしようという展開にしておいた。
なにしろ、こちらは47年の経験がある。 そのあたりの投資の教科書よりずっと長い運用現場の経験だ。
やってはいけない投資と、絶対にやっておくべき投資を、はっきり区別して語れるのは強いと思うが。