長期投資家には、どう行動するかあるのみ

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昨日も書いたが、株式市場は調整局面にある。 上昇相場のスピード調整なのか、値固めの局面なのか、多くの投資家は頭を悩ましている。

はっきりしているのは、調整局面のままモタモタしていると、下げに転じる流れが加速的に強まっていくことだ。

相場なんて、儲けたい儲けたいの人たちが両眼を血走らせて、買いなのか売りなのかどちらにも飛びつく。

したがって、上昇トレンドが続くと、買いがどんどん集まってくる。 天井を打ったとみるや、売り急ぎに一転する。

上でも下へでも、流れはコロンと変わってしまう。 相場にびったり引っ付いている投資家は、それこそ変転自在で対応する。

今日のマーケットは大きく戻したが、これは買いで儲けようとする投資家が、まだまだ強気だということ。

かりに明日また下がったら、彼らの心理に微妙な変化が生じてくる。 彼らは、とにかくも相場動向次第である。

われわれ長期投資家は違う。 相場動向とはつかず離れずで、ひたすら投資価値の高まりを追いかける。

5年先10年先には、どのような収益を上げているだろうかに焦点を当てる。

その上で、大きく下がったら買いを入れるだけだ。