相場波乱、長期投資家はニヤリ

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先週末、NY市場は大きく下げた。 NYダウ平均株価でいうと、市場6番目に大きな下げっぷりとのこと。

このあたりは、先週ずっと書いてきたように上昇相場のスピード調整なのか値固めなのか、よくあること。

そして、このままモタモタしていると、買い方の勢いが失われていき、下げ相場に転じることもありだ。

こういう展開になってくると、相場を追いかけるをもって投資としている人たちにとっては、対応が難しくなる。

大きく下げたから買いを入れたいものの、このままズルズルと下げていかれたら困る。 そのあたりの判断に苦しむ。

一方、われわれ長期投資からすると、しばらくぶりの買いチャンス到来である。 相場が下がって困るどころか、下がったらさらに良しである。

アベノミクスのはじまるよりも前から、われわれ長期投資家は積極果敢に買ってきた。 それが、この4年で大きく実を結んできた。

このまま上がり続けてくれても、評価益が積み上がるだけのこと。 のんびりと流れに乗っかっていればいい。

願わくは、そろそろ大きな調整があってくれていい。 薄く薄く利益確定してきた元利合計分と、お客様からの入金を投入するタイミングを待っていた。

具体的に、いつどの株式を買いに入るかは、応援したい企業の株価がどれほど売られるか次第である。

相場全体がどうのこうのでなく、個別の株価をみながら、買いタイミングを狙えばいい。

さわかみファンドでいえば、このあたりから大きく買い増しするための軍資金が、いくらあっても歓迎というところだ。

企業リサーチ陣も、運用サイドも準備万端である。 軍資金が多ければ多いほど、大きな手を打てる。

読者の皆さんも、この先の相場動向に悩むぐらいなら、さわかみファンド丸に乗船してください。

午後から、会津と喜多方へ行ってきます。 そのため、明日の長期投資日記はお休みです。