お久しぶりです。
先週はフランスへ、帰国後すぐ翌日は大阪へ、その後も毎日あちこちをセミナーで飛び回っていました。
それで、表題の出張報告は一体どれを指すのか本人も分からないといったところ。
まあ、全体的には長期投資家の真骨頂が試されると強調したい。
フランスでは、やはり筋金入りの長期投資家らしく、
“ヨーロッパも米国も金融中心に、まだいろいろ起こるのだろう。
だからといって、それで世界経済が終わるなんて事ありえない。
それなのに、株価はやたらと売られているのだから、黙って買っておけばよいだけのこと”
と、さすがに落ち着いたもの。
帰国してからの、あちこちでのセミナーでは
“これから先どうなるのでしょう?
景気も株価も底割れの懸念はないのでしょうか?
ここは、安全重視で現金にしておいた方が賢明なのでは”
といったような、質問なのか自分を落ち着かせたいからなのか、そういった発言が圧倒的に多い。
おもしろかったのは、昨日の学生中心の勉強会。
“君達はこれからが人生本番だよね。
どれだけ夢もって充実した生き方をしていくかは、もう君達それぞれの問題であり挑戦でもある”
といった展開となって質疑応答はやたら盛り上がった。
これからまだ60年70年もある彼らの人生において、昨今の金融問題など一過性の話題でしかない。
数年もしないうちに収まってしまっているだろう。
それよりも、これからどう自主的に積極的に生きていくのか、
しっかり考えかつ行動に入っていくことの方が、はるかに重要である。
これって、われわれ長期投資家にも通じるポイントだよね。