連休の狭間でもあり、今日は気の抜けた相場展開となっている。
一番の悪材料は、昨日の米国株が下がったことだろう。
ほかにこれといって売らなければならない材料はない。
逆をいうと、買いがさっぱり入ってこない。
こちらも連休で投資家不在といった面もあるが、
それ以上に本格派の長期投資家がいない面のほうが強い。
投資なんて将来に向けて足らなくなるものに焦点を当てて、早めに仕込んでおくだけのこと。
いま、東北地方のインフラ復興や全国各地の生産現場復旧で、どれだけ資材が不足しているか。
また、電力不足で自家発電など電源関連の設備が、
どれほど緊急を要しているかは、毎日の新聞のあちこちに載っている。
ところが、それらを生産している企業の株価は弱含みもいいところ。
どうして、株価のやすいうちに買っておこうといった考えが投資家の間で高まってこないのだろう?
そのうち株価全般が高くなってきて初めて買い出動するつもりなのかもしれないが、
どうせ買うなら安い間の方が賢いと思うけどね。
われわれ長期投資家は、この安い株価水準でしっかりと仕込んでおこう。
安値を仕込んでおいて、5月の若葉を眺めよう。