新年1月31日(土)13時~16時、横浜ビールのレストラン「UMAYA」で、表記の会を開催する。
天然マグロを堪能というのは、マグロのあらゆる部位を美味しい料理にしてもらって、それらを順に食するわけだ。
一例をあげれば、マグロの皮。 意外と分厚いものだが、それを湯引きにすると、ビックリするほど美味しくいただける。
もちろん、コラーゲンたっぷりだから、女性陣には大うけの食材である。
その他の部位も、天然マグロそれも一度も冷凍していない生マグロなので、刺身はどれも絶品である。
一部に寿司も出るが、それこそ銀座とか築地の高級すし店に遜色ない贅沢さを楽しめる。
全部で7品から8品のマグロ料理と、UMAYA特選の料理2~3点がつくので、お腹一杯になるのは間違いない。
そこへ、横浜ビール飲み放題ときた。 それでいて参加費は一人8000円だから、すごくお得である。
なによりの目玉は、那智勝浦港のヤマサ水産の4代目、脇口光太郎社長が来て熱い話をしてくれることだ。
マグロ資源を守るため、那智勝浦港では昭和の早い段階から、巻き網漁の漁船を入港禁止としてきた。
巻き網漁は大きな漁船でマグロなど魚群を追い込んで、これまた巨大な漁網で一気に引き上げる。
漁撈という面ではものすごく効率的だが、稚魚も全部まとめて一網打尽にするから、漁獲資源の枯渇化につながっていく。
それで、那智勝浦港では巻き網の漁船を入港禁止として、マグロを一本釣りする延縄漁にこだわってきた。
漁撈という面では非効率なため、那智勝浦港はどんどん寂れていったが、海の男たちは頑張って闘っている。
その代表が脇口光太郎社長で、彼の熱い話を是非とも多くの人に聞いてもらいたい。
ヨーロッパ諸国では、漁業資源を守るため巻き網漁には制限を課しているが、日本はじめアジアでは野放しになっている。
日本の政官は業者行政に流れがちなので、ここは民のわれわれが天然マグロと延縄漁を応援する必要がある。
そのためにも、脇口社長の話をしっかり受け止めて、那智勝浦港を応援していきたいところだ。
ともあれ、天然マグロの料理と、クラフトビールの代表でもある横浜ビールを堪能しましょう。
お申し込みは、さわかみ財団のHP上で、担当は松村です。 先着80名です。
