月中報告書

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 今日は、さわかみファンドの月中報告書を発送する日。

 毎月2度、ファンド仲間の皆様に運用内容や投資方針、

 それに社員たちからのメッセージなどを、

 その日のうちにお届けするという作業で、まもなく11年になる。

 

 いつもそうなのだが、月2回の報告書の日は朝から気分がグワっと盛り上がってしまう。

 まして、最近のように株価全般がダラシなく下がっているような時は、

 こんなもんでヘコタレナイゾと強い思いを、

 さわかみファンド仲間にお届けしたい気持ちで一杯。

 

 発送作業は基準価額が算出された瞬間から始まって、夜遅くまで続く。

 そして、発送完了で恒例の乾杯を発泡酒で。

 今日は金曜日ということもあって、そのあと10数人が我が家へ流れ込み、

 暑気払いと洒落こんでワインを飲む予定。

 

 さぁ、やるぞ。

 

“投資合宿へ行こう!”のお知らせ

 これまでのセミナーとは一味違う、新しいスタイルの勉強会を開催します。

 温泉あり、寝泊まりあり、飲み食いあり・・・まさに一夜に全部積め込んだ”合宿”です。

 下記URLから申し込めますので、ご参加お待ちしております。

 http://www.investors-tv.jp/seminar/

 

【国民ファンドで日本経済を活性化する】

大々的な運用コンペを展開することで、国民ファンドは好成績が出てしまう③

 同様のことが国内の運用者たちにもいえる。独立したいと願っても、果して期待通りの運用資金を集められるか自信がもてない。ところが、国民ファンドは無条件で機会均等にチャンスを与えてくれるという。投信ビジネスの認可さえ取得すれば、最初からまとまった金額の資金を運用させてもらえる。あとは如何に実力を発揮するかだ。

 オープンコンペは、各社のいち押しファンドを「国民ファンド」が均等額ずつ購入することで、一斉スタートする。当初3年間は均等額を各ファンドに割り当ててやるが、3年目以降は「それまでに積み上げた」運用成績をベースに、追加の割り当て額に差をつけていく。累積の良いファンドは、国民ファンドから大きな追加購入の割り当てを受けることで、みるみる巨額資金を運用するようになる。

 一方、累積の成績がマイナスのところは追加割り当てゼロで、その状況は国民ファンドのホームページで公表される。悔しかったら運用成績向上に努めざるを得ない。

 これがオープンコンペの良いところであり厳しいところでもあって、ファンド各社はより多くの資金獲得を目指して長期の運用成績向上に全力をあげることになる。なおかつ、各ファンドの実力によって割り当て額に差をつけることで、国民ファンド全体の運用成績は上記実力ファンドに引っ張られる形で向上していく。

 

 つづく・・・